著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

さあ、サイレント金メダルに輝く実況アナは誰だ!

公開日: 更新日:

「さあ、競泳200メートル個人メドレー決勝、今スタートしました。萩野公介選手は第2コースです……泳いでいます……水をかきました……ターンをしましたね………残りわずかです……萩野選手今先頭で入りました……以上東京オリンピック競泳200メートル個人メドレー決勝でした」

 いよいよ東京2020オリ・パラがコロナの影響で1年遅れでやってきたー!! 出場するアスリートには何一つ罪はないのだから悔いのないような人生最高のパフォーマンスを見せて欲しいと心より思う!!

 その一方で、政府的、国民的、マスメディア的には冒頭のアナウンサーの実況が大会中続くはずである……。

 無観客の決定、パブリックビューも中止、オリ・パラは静かに応援して下さい!! と至るところでくぎを刺しているのだから、実況アナウンサーがお茶の間の興奮を誘って飛沫をまき散らすようなこと許さないでしょう!! とにかく視聴者のテンションを上げないように、例えば「金メダル」「勝利」「がんばれ!!」なんて言葉は一切ダメ! ましてや「感動したァ! バンザイ日本!!」なんてのはもってのほかで、そんなことを口走ろうものなら市中ひき回しの揚げ句、島流しで二度と日本に戻れないことになりかねないのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々