マスコミvs芸能事務所「弾けた」と記者のスマホに連絡が…息詰まる攻防がまた始まる

公開日: 更新日:

■仁義を切るマスコミ

 このところ週刊文春が気を吐き、2016年のベッキー「ゲス不倫」騒動から、芸能スキャンダルのみならず、政官界にも文春砲を鳴り響かせているが、例外ではない。ただ、文春であれどこであれ、張り込みでキャッチしたスクープ写真も、掲載する際は所属事務所に連絡している。コメントを取るだけじゃない。先方に仁義を切っているわけだ。

「たとえばビールが写り込んでいるとき、CMに出ているような相手であれば、それと違う銘柄はやめてほしいとの要望を受けて消したりの処理はします。熱愛写真であれ、どうせ掲載されるなら、ちょっとは奇麗に撮ってくれと、先方の要望を受けて撮影し直したりすることだってある。別の媒体であれ、イメージキャラクターをしているという場合、その期間を避け、先送りしたこともありました」と、ある編集者は言う。

 となると、福山にも掲載前に連絡があったのではないか。

 探偵やスパイ映画さながらの追跡や、最新テクノロジーを駆使しての隠し撮りも、コンプライアンス重視の流れを受けて、大手出版社の張り込み班はどこもやっていないという。表立っては書かないが、事務所やタレントからの要望で取材したりすることだってあるのだから、持ちつ持たれつで成り立っているという認識があるのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景