「空気階段」KOC優勝で分かった 芸人の新たな登竜門は「TBSラジオ」と「テレ朝深夜」だ!

公開日: 更新日:

 TBS系「キングオブコント2021」(KOC)の決勝が2日行われ、史上最多3015組の中から「空気階段」が優勝した。2012年4月に結成した鈴木もぐら(34)と水川かたまり(31)は、ファーストステージで歴代最高得点の486点を記録し、文句なしの完勝となった。

 空気階段にいち早く目をつけたのはTBSラジオだ。若手芸人が競うリスナー投票型ラジオ「マイナビラフターナイト」で2016年、17年と2連覇し、17年に深夜ラジオ「空気階段の踊り場」をスタートさせた。「キングオブコント2019」で決勝初進出を決める2年前だったことを考えれば、TBSラジオとリスナーに先見の明があったのかもしれない。鈴木は10月10日にスタートするTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」に、居酒屋の店長役での出演も決まっている。

 2人は2019年からすでに芸人一本で生計を立てており、今後はKOC特需でさらに争奪戦になることが予想されている。そんな中、優勝したわずか4日後(6日深夜)という絶好のタイミングで新番組「空気階段の空気観察」をレギュラースタートさせるのがテレビ朝日だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」