著者のコラム一覧
森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

小室圭さん母子の金銭トラブルでスポーツ紙の誤報を垂れ流す「ゴゴスマ」に疑問

公開日: 更新日:

「髪型は自由ですし、ニューヨーク・スタイルで格好いいっていう意見もありますよね。ただ、私ぐらいの年代の人から見ると、短くしたほうがよろしいのではないかというふうに思う人もいると思うので、まだ会見まで時間がありますので、この間に美容院に行って髪を整えるとかそういうことも十分、可能性としてはあります」

 これが、TBS解説委員を名乗る人物の解説かと思うと情けなくなる。髪型が自由であることは自明であり、他人からあれこれ言われる筋合いはない。そもそも小室さんの自宅マンション前で、小室さんの動きを終始監視し、美容院に行けない状況を作り出しているのは、TBSテレビをはじめとするテレビ各局である。いやしくも宮内庁担当解説委員を務めるなら、今のメディアスクラム状況を改善するために尽力すべきではないか。

 ちなみに、TBSは17日の夕方ニュース「Nスタ」で、「小室圭さん“再会”前に整髪か」として以下を報じている。

「きょう(17日)午前、横浜市の小室さんの自宅を美容師が訪れ、小室さんの髪を整えたものとみられます。小室さんは美容師が店長を務める都内の美容室に以前から通っていたということですが、小室さんの来店で混乱しないよう自宅を訪問してもらったとみられます」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到