著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<157>巨額な裁判費用を予算計上した田辺市 弁護士との契約はブラックボックス

公開日: 更新日:

「6500万円の半分が弁護士費用で、残りは不動産鑑定などの費用ですね」

「着手金が3000万円以上ということですか?それとも成功報酬が含まれているということですか?」

「そのような具体的な質問にはお答えできません」

「いや、これは一般人の訴訟ではなく、税金を使っているんですから情報は公開しなければならないんじゃないですか?」

「それは裁判が終わってから公開します」

「はあ?」

 話がかみ合わない、というか、かみ合わせる気もないことが分かった。

「大阪の弁護士事務所に頼んだ理由は何ですか。和歌山県下の弁護士に依頼する考えもなかったんですか」

 地元の案件であれば地元の弁護士に依頼する自治体が多いことを課長に指摘した。すると課長はあっさりと言い放った。

「(依頼した弁護士は)専門家であるからです」

「何のですか?」

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