小林麻耶に言われ放題でも海老蔵ノーコメント貫くナゼ…“骨肉の泥仕合”の落としどころは

公開日: 更新日:

「父とは縁を切り、母は海老蔵洗脳にかかっているので駆け落ちすることにしました」などと、このほどブログに書いたフリーアナの小林麻耶(42)。元夫で整体師の國光吟氏(38)との再婚を発表しつつ、義弟である歌舞伎俳優、市川海老蔵(44)への攻撃も「海老蔵洗脳」なる造語で続けたのである。

「交際0日婚、姪甥と会うために離婚、駆け落ち再婚」と説明をつけた麻耶について、スポーツ紙芸能デスクはこう言う。

「麻耶さんには、34歳の若さで2017年に亡くなった妹麻央さんの忘れ形見である麗禾ちゃん(4代目市川ぼたん=10)、勸玄くん(9)が何よりもかけがえのない存在なんです。にもかかわらず、國光氏との結婚に反対だった海老蔵から結婚直後、最愛の姪と甥に会わせてもらえず、つらい思いをした。さらに國光氏と離婚後も『とっくに離婚した男と、いっしょに暮らしているなんておかしいじゃないか』と批判され、『きちんとケジメがつけられないのなら、もうウチの敷居はまたがせない』と言われたとされ、また会えなくなるのではと、怖かったのでしょう。そういうことと、今回の再婚の決断は無関係ではないようにも見えます」

「海老蔵洗脳」

 海老蔵の顔色をうかがっている部分もあるのかも知れないが、麻耶さんの海老蔵批判もまた激しい。

「乳がん闘病で苦しむ麻央さんの傍ら、病室で競馬新聞を開き、競馬を楽しんでいたとの暴露に始まり、子煩悩パパぶっているのは許せないなどと続け、『世界で一番あなたが憎い』とまで書いている。『海老蔵洗脳』とは、友だちのように仲の良かった実母が海老蔵のマンションで姪甥の世話を焼き、そこに海老蔵の実母が不在であることを言っているようです。よほど腹に据えかねるものがあるのでしょうね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

■ノーコメントの理由

 言われ放題の海老蔵だが、今のところ公には何の反応も見せず、コメントひとつ出していない。どういうことか。ある梨園関係者はこう言う。

「何のコメントもしていないのは、いちいち相手にしても仕方ないと考えているからではないか。麻耶さんの批判はともかく、歌舞伎の世界でみると海老蔵はよくやっている。やるべきことをこなしている。若手スターとして板の上に立ち続け、CMにも出て、市川団十郎の襲名、また勸玄くんの市川新之助襲名にもそれなりの準備で臨んでいます」

 コロナ禍でも稽古し準備していたのだろう、このほど「市川海老蔵 八千代座特別公演」を熊本でスタート。31日まで親子3人揃っての興行に臨んでいる。

「こう言うと、また誤解を招きかねませんけれど、歌舞伎役者は板の上に立つのが仕事です。それ以外は妻が支えるもの。海老蔵は今は亡き奥さまが闘病中、妻の支えなしに役をこなし、今もそれを続けています。それ以外、やりようがないという思いでもいるかもしれません」(前出の梨園関係者)

 最近はSNSで知り合った女性との関係が週刊誌で暴露されたが、独身だけに後ろ指さされるいわれはないという気持ちも強いのかもしれない。

 麻耶VS海老蔵。骨肉の泥仕合は落としどころが見当たらない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性