沢口靖子の“待ち受け画面”が密かに人気…番組打ち切り封じのお守りになっている

公開日: 更新日:

 いまテレビマンの間で女優の沢口靖子(56)の写真をスマホの待ち受け画面にするのが密かにはやっているという。一体、どういうことなのか。

「テレビマンにとって鬼より怖いのが“番組打ち切り”です。局員なら出世に響くし、制作会社のスタッフにとっては、いきなり会社が倒産するのに等しい話だからです。実は沢口さんの待ち受け画面が“打ち切りよけ”として効果があるといわれているんですよ(笑)」(民放キー局プロデューサー)

 こんな冗談が飛び出すほど、沢口主演のドラマ「科捜研の女」(テレ朝系)は、1999年から23年間にわたり、何度も終了や打ち切りを報じられながら、現在も放送が続く「ご長寿ドラマ」となっている。

「今年4月7日で最終回を迎えた『科捜研の女・シーズン21』ですが、このシリーズをもって終了と多くのドラマ関係者は見ていました。理由は視聴率と制作費です。視聴率は世帯では10~12%台をキープしているが、スポンサーが一番求めるコア視聴率(13~49歳)が取れていないこと。加えて今年10月から編成戦略上、ドラマを放送していた木曜20時台、21時台がバラエティー番組枠に改編される案が浮上したことです。そして何よりも大きかったのが、京都の太秦撮影所でロケをやることが非常にコスパが悪いことです。そのため打ち切りが現実味を帯びて語られていたんです」(前出のプロデューサー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」