【参院選特別寄稿】松尾潔氏「もっと気楽に政治の話ができる社会を」

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 安倍晋三元首相暗殺から1週間。衝撃的なニュースが続き、時間の感覚が麻痺してしまった人も多いかもしれない。6月30日、音楽業界4団体が、自民の比例代表・今井絵理子、東京選挙区の生稲晃子両候補の支持を公式に表明したことはご記憶だろうか。

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■共産・山添拓を応援ツイート

 その日、ぼくは東京選挙区で苦戦が伝えられる共産の山添拓候補を応援するとツイートした。初当選の2016年以来、山添議員の国会質疑を見てきて、人を動かす言葉を持っていると感じたから。政治家はそういう言葉を持った人であってほしいという思いを込めた。

 すると夜に「4団体への抗議ですか」と幾人からも訊かれた。ツイートは4団体の支持表明より数時間早かったが、そのタイミングはどうにも悪かった。特にかつてぼくがSPEEDのエリこと今井候補と仕事していた過去を知る人にとっては、下世話な興味を掻き立てるツイートだったらしい。

 デビュー前の1995年、初めて会ったエリちゃんは小6。『THE夜もヒッパレ』の収録にあわせ、週末に沖縄から上京していた。待ち時間でも休憩することなく、学校の宿題に真剣に取り組む子だった。ある時など、ぼくは国語の宿題について質問攻めにされたほどだ。自分にとってエリは、家庭教師時代に会った利発な教え子のような存在と言っていい。

 だが政治となればまた別の話。彼女が実践してきた障害者支援政策は評価に値するが、改憲の考えには賛同できないし、同じく改憲派の生稲候補も支持できない。

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