生稲晃子氏「不勉強」すぎて大苦戦…元おニャン子クラブなんとか当選も前途は多難

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54歳=自民・東京(改選数6)

 深夜11時半すぎにNHKが「当確」を打つと、選挙事務所に集まった支持者から大歓声が上がった。直後に生稲氏本人が姿を現し、「ありがとうございました」と頭を下げたが、万歳はなし。確かにいろいろあった。

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 不勉強などを理由にテレビ局のインタビューは全局拒否と、テレビ東京の選挙特番「池上彰の参院選ライブ」で暴露され、政治家としていかがなものかなんて池上氏も苦言を呈していたが、それも当然だ。

 公示日には安倍元首相も駆けつけてくれた。安倍派の全面支援を受け、序盤こそ“元おニャン子クラブ”の知名度もあってトップを争う勢いだったが、NHKの候補者アンケートで無回答を連発し、SNS上では〈大丈夫なのか?〉などと逆風が吹き始めた。

 東京新聞の自由記述のアンケートでは、同じ自民候補の朝日健太郎氏と回答が酷似している“パクリ疑惑”まで浮上。さらに追い打ちをかけたのが音楽業界4団体による支持表明で、政治的信条の自由を脅かすなどとして、ミュージシャンら業界関係者の猛反発を食らった。

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