“鬼軍曹”村井美樹さんが目指す 鉄子の娘と鉄道&100名城の全制覇!

公開日: 更新日:

これまで70城!どうやって攻めるか考えながら

 お城は、もともと歴史好きだったのですが、城巡りを本気で始めたきっかけは愛知県の犬山城でした。唐破風というニョロッとした屋根がヒゲに、その上下が目と口に見えてデザインがかわいいおじさんの顔みたいで、ちょっとキュンとして(笑)。

 それからいろんな城を巡っては造形の美しさや面白さにハマり、だんだん知識が増えると、築城した人のこだわりや石垣にも興味が広がって。自然石をそのまま積み上げた石垣もあれば、墓石を石垣に使っている城もありますし、これだけたくさん城があるのに同じ形の城がないというのが面白くて。

 私は「どうやってこの城を攻めよう」と考えながら見ています。「こっちから矢がくる」「ここで討ち死にする」と想像しつつ、天守までたどり着けると達成感がたまらない。

 天守や石垣のある近世の城郭もいいですが、山城も自然地形を利用したさまざまな仕掛けがあり、戦国時代当時に近い雰囲気が残っているので、「ここで城主はこの景色を見ていたのかなあ」と想像してみるのも楽しい。私は最初は胸キュンから始まりましたが、知識が増えると趣も変わりましたね。

■「このお城にはどの路線で行けるか」

 お城は番組とプライベートあわせて現在70くらい巡ったと思います。鉄道と城は親和性があって「このお城にはどの路線で行けるか」を考えると2つの楽しみがありますね。

 ただ100名城で一番行くのが難しいとされている根室半島チャシ跡群は車がないとなかなか行けないので、最後になってしまうかもしれません。

 中高年の方々には山城なら山登りみたいだから運動をかねてオススメ。他にも城門にある「乳金物」という飾りがオッパイの形をしていて、城ごとに大きさやデザインが違うので「この城の乳金物はCカップだな」とか(笑)、チェックしてみると面白いですよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所