「サボテンは世界をつくり出す」堀部貴紀著

公開日: 更新日:

「サボテンは世界をつくり出す」堀部貴紀著

 日本で唯一のサボテン学者が、サボテンの驚くべき生態から利用法、気候変動対策における役割をはじめ、研究の最前線までを紹介する自然科学テキスト。

 食用サボテンの料理を口にしてサボテンが持つ未知の可能性に魅了されたという著者は、2015年から、日本では誰も研究していなかったサボテンの研究に挑み始める。しかし、日本語の研究は皆無で、アメリカやメキシコでサボテン研究の最前線を訪ねることから始める。そうしたサボテンとの出合いから、極限的な乾燥環境でも安定して成長する仕組みやサボテンが持つ特殊な光合成の仕組みなどを解説。さらに地球温暖化の抑制や土壌保全に貢献するなど、地球の救世主になる可能性をも秘めたサボテンの世界を案内。

(朝日新聞出版 1045円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上