FA移籍の桑原将志が古巣DeNAでお別れ会見…西武が是が非でも欲しかった「外部の血」
西武にFA移籍した“ハマのガッツマン”こと前DeNAの桑原将志(32)が、別れの挨拶を告げた。
2日、DeNAの球団事務所で会見。「これまで支えてくれた関係者、ファンの方に会見で感謝を伝えたいと思い、この場を設けてもらった」と話し、西武移籍の決め手は「熱い気持ちを伝えていただいた」と明かした。
もっか西武はチーム再建中。「そのために球団が必要としているのが外部の血です」と、球団OBが言う。
「これまでの西武は選手もコーチも基本、OB重視。過去のFAでは獲得3人に対し、流出は12球団最多の21人。嫌でも自前の選手を育てる必要があった。コーチ人事も伝統的にOBが歴任し、現場経験者が編成部などに入り、また何年かしてコーチに戻る『異動』も頻繁に行われていた。新しい人材を引っ張ってくる労力もカネかからず、実際、それで回っていた時期もあった」
しかし、スター選手だったOBの松井稼頭央監督が就任した2023年と昨季は5位、最下位。「西武出身OBの切り札」と言われながら、成績低迷で昨季5月に途中休養し、シーズン終了後に退団となった。


















