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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因

公開日: 更新日:

 NHK連続テレビ小説「ばけばけ」が、9月29日の放送開始から第7週に突入した。第6週の週間平均視聴率(世帯)は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と15%台を下回った。大好評だった前作「あんぱん」も同期間は15%台だったことを考えれば大善戦とも解釈できるが、今のところ後半戦に向けてのサプライズらしきものが見当たらないため、不安を口にする関係者も少なくない。第4週に映画「国宝」(東宝)の好演が光る吉沢亮(31)が登場して少し盛り返したものの、大幅な底上げができていないまま後半戦に突入することを懸念する声もある。

 この悶々とした状態の発端をドラマ関係者に聞いてみたところ、共通して返ってきた答えは「放送開始時に若年女性視聴者層の心を掴めなかった」というものだった。

 ドラマ業界内ではこの朝ドラに関して、スタートしてからの早い段階で、気になる2番手3番手のキャストが女性視聴者の間で話題に挙がれば、そのドラマは高視聴率を稼げると言われている。

■「あんぱん」の細田佳央太や中沢元紀のような"牽引役"が不在

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