メジャーか国内か…自由契約になった助っ人たちの行先は? DeNAバウアー米復帰「可能性ほぼゼロ」と専門家

公開日: 更新日:

 12球団の保留選手名簿が2日に公示された。

 DeNAのアンソニー・ケイ(30)、アンドレ・ジャクソン(29)、トレバー・バウアー(34)、阪神のジョン・デュプランティエ(31)、巨人のフォスター・グリフィン(30)らが自由契約となった。

 DeNAによると、リーグ2位の防御率1.74で9勝(6敗)を挙げたケイ、10勝7敗、防御率2.33で2年連続で規定投球回数に到達したジャクソンとは残留交渉を続けるという。ケイに関しては巨人などの他球団も水面下で調査をしているが、木村球団社長は「(2人は)メジャーに戻りたいという本人の意思がある」と説明した。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「日本球界からの復帰を希望している助っ人の中で、メジャーの評価が一番高いのは左腕のケイ。FA市場に駒が少ないこともあり、先発補強を進めるメッツ、パドレスあたりは興味があるでしょう。2年1200万ドル(約19億円)規模の契約もあり得るだけに、日本の球団は太刀打ちできないかもしれない。ジャクソンはケイほどの契約は見込めず、国内球団にもチャンスがありそうです」

 今季15試合に先発したデュプランティエは、6勝3敗、防御率1.39、2完封と活躍。阪神は再契約へ向けた交渉を継続する方針だがソフトバンクなども獲得調査を進めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因