「ラーメン一杯いくらが正解なのか」井手隊長著
「ラーメン一杯いくらが正解なのか」井手隊長著
ラーメンの平均価格はここ20年以上500円台で推移。この間、原価は上がる一方だったが、店は「我慢して」ほとんど値上げせずにきた。今、ラーメン店はこのままでは続けられないレベルの危機を迎えているが、そこに「1000円の壁」が立ちはだかっているという。大衆食のラーメンには「安い」という認識が根づいており、価格が1000円を超えるとどんな高級食材を使っていても、どれほどおいしくても高いと感じてしまう。それが1000円の壁だ。店主側にも壁を越えたらお客が来なくなるのではという怖さがある。
一杯の原価を明らかにしながら、壁を越えないチェーン店や、壁を越えた個人店のそれぞれの戦略を取材。ラーメンの未来を展望しながら日本経済の行く末を考える。
(早川書房 1386円)


















