(125)苦労のくの字も浮かんでいない青年
──大橋がライターで火を灯す。
あっという間に、炎が彼を包んだ。
やがて仏のように背を正して座っていた大橋の躰は前方に倒れ、炎は部屋をも燃やしていった。
コメント欄が火事場見学をする人間のように、盛り上がる。
〈燃えてるー!!〉
〈え、ちょっ…
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