秋田市立中央図書館明徳館(秋田県)館内に第1回芥川賞を受賞した石川達三の記念室が
秋田藩の藩校の「明徳館」にちなんだ名前を持つ図書館だ。現在は「きららとしょかん明徳館」の愛称で市民に親しまれている。
1983年、久保田城跡の千秋公園に隣接して開館した。設計は東京国立博物館の法隆寺宝物館、ニューヨーク近代美術館新館などを手掛けた谷口吉生氏。98年には建設省(当時)の公共建築百選に選定された。副参事の藤原真理子さんが言う。
「オフホワイトのタイル張りで、左右対称のシンプルで直線的な構造が特徴の建物です。入り口が2つあり、中も左右対称、入って右側が子ども開架コーナー、左側が一般開架コーナー、その間にカウンターを配置しています。それぞれのコーナーの窓際に机とイスが並んだ閲覧スペースがあります」
カウンター奥のギャラリーは、資料展示などのスペース。今年の秋の読書週間は「名探偵登場/名刑事臨場」と題してミステリーを題材にした過去の名作や近年の人気作まで120人の推理役キャラクターを紹介するパネルと図書を展示。登場人物の人気投票なども行った。ギャラリーは吹き抜けになっていて、ここでもイスに座って本や雑誌を閲覧することができる。

















