松本人志「ドキュメンタル」最新作が絶好調! ネトフリを猛追するアマプラ“勝ち残り”の条件

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 しかし、加入者はここへきて頭打ち。今期シーズンは、ウォルト・ディズニーの「ディズニープラス」に抜かれた。米ネトフリ会員数は、3月末時点から約97万人減。2期連続の会員減にともない、23年早々には広告付き低価格プランを開始する予定だ。

 月額料金で比べると、ネトフリは月額990円からで、サブスク動画のなかでは中ランクの価格設定。一方のアマプラは月間プラン500円で、学生はその半額(250円)。通常は30日間、学生は6カ月間の無料トライアル期間もある。

 長引くコロナ禍によって、リモートワークや首都圏離れが当たり前になった今、視聴環境とプログラムも“選ぶ”時代になったと分析するのは、エンタメライターの伊藤雅奈子氏だ。

「民放無料ポータブルサイトのTVerは今春以降、さらに配信番組を増やし、次期クールの視聴率に反映される仕組みを加えました。こうなると、サブスク配信動画はあぐらをかいていられない。井上の世界戦の例からも分かる通り、ユーザーは絶対的な価値があるものには出し惜しみをしないことが明確になっています。主導権を握っているのは、番組を“買う”ユーザー。今後はますますふるいにかけられるでしょう」

 配信コンテンツは、投入できる制作費も世界規模で高額だ。ここに、国境を越えたユーザーたちの感性がマッチングするか。一番の肝はここかもしれない。

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