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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

知恵なきTVマンがすがる昭和・平成バラエティー 「今はコンプライアンスが…」は無能の隠れみの

公開日: 更新日:

昭和のバラドルの底力

 番組では例の松本明子がラジオで放送禁止用語を絶叫し、2年弱謹慎になった話題に触れ、本人が状況を説明。初めて聞いたZ世代には衝撃だったのか、#松本明子、#放送禁止用語がネット上で飛び交った。ほかにも「進め!電波少年」(同)での過酷なアポなしロケについて当時の映像を交えて語る松本。今では考えられない衝撃映像の数々にスタジオも興奮気味で! 森口も「オスのロバを口説く」ために女ターザンのような格好をしてロバに生足を見せたり、キスしたり。パンツ丸出しでロバから振り落とされる過酷なことをやっていた。

 鈴木紗理奈も「めちゃイケ」でキリンに顔をベロベロなめまわされ、「本当につらくて。顔中にじんましんが出て、それ以来、キリンが大嫌い」。

 意見を求められた藤田は「自分たちからNG出してたりする」と。どれもエピソードが強烈で笑える。昭和のバラドルは底力があった。

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