「PICU」には美瑛町の抗議前からツッコミ続々だった…騒動を生んだフジテレビの詰めの甘さ

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 吉沢亮(28)主演のフジテレビ系連続ドラマ「PICU(ピーアイシーユー) 小児集中治療室」に対し、北海道美瑛町が「誤解を招く」として、フジテレビに“遺憾の意”を伝えていたことが明らかになった。

 今回のドラマは吉沢のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演後、初の連ドラ出演で、初の医師役、月9出演という初づくしという話題性もあり、10日に放送された初回の視聴率は2桁台の好調な滑り出しを見せた。ただ、この初回で、体調を崩した女児が美瑛町の病院から旭川市の大学病院に転送後、ドクターヘリで札幌市の大学病院に運ばれ、亡くなる場面があり、これについて美瑛町は「実態と異なる」とフジテレビ側に申し入れたという。美瑛町の担当者に話を聞いた。

「ドラマにおける町の描写は医療過疎、住みにくいという誤った印象を与えかねず、現実と乖離しているため、遺憾の意をフジテレビ側にお伝えしました。町から隣の旭川市の病院までは車で30分まで移動ができ、1時間以上かかることはありません。町としても医療体制や救急搬送には力を入れています。ドラマであった患者のたらい回しみたいな事は起きておりません」

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