著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「人生相談は…」後輩芸人に慕われるTAIGAの不器用な真っすぐさ

公開日: 更新日:

「今日もウーバーイーツ、配ってきた」
 (TAIGA/日本テレビ系「午前0時の森」11月15日放送)

 ◇  ◇  ◇

 体調不良で欠席をした番組MC、オードリー若林正恭の代役を務めたのは、なんとTAIGA(47)だった。オファーがあったのは2時間前。「荷が重いよ、テレビ慣れてないんだから!」と言ってTAIGAが続けた一言が今週の言葉だ。

 2021年1月21日の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」に出演した通り、現在もウーバーイーツのバイトをしている。14年の「R-1ぐらんぷり」(フジテレビ系)ファイナリストでもある実力者だが、昨今ではなかなか売れない「おっさん芸人」として取り上げられることが多い。

 また、何よりオードリーやぺこぱ松陰寺太勇の師匠格として脚光を浴びている。松陰寺に衣装を着物からスーツに変えるようにアドバイスし、ブレークのきっかけをつくった。若林も「人生の問題はTAIGAさんに相談する。お笑いのことは相談したことないけど(笑)」(日本テレビ系「午前0時の森」22年11月22日放送)と言うように、豊富な人生経験と人間性で多くの後輩芸人に慕われている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」