著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「期待どおりに育たなくて」中学では突出 かまいたち山内を落涙させた歌詞

公開日: 更新日:

「これぐらいのエピソードやったら僕もあるんですよ」(山内健司/日本テレビ系「千鳥かまいたちアワー」10月8日放送)

 ◇  ◇  ◇

 相方の濱家隆一による問題児だった自分の人生を変えてくれた小学校の先生との「僕の好きな先生」と題した朝日新聞での対談記事の評判が良い。そのことについて「好感度を上げるためだけの記事」と憤った、かまいたち・山内健司(41)が放ったひと言が今週の言葉だ。

 山内の「僕の好きな先生」は中学の3年間担任だった古田真一朗先生。毎日、交換日記をしてそこにボケも書き込んだら、先生は「面白い」と絶賛。それをきっかけに、「オレ、面白いんだ」と思って芸人になったという。

 山内は中学時代、生徒会長で野球部では副キャプテンでキャッチャーという「明るくて学級で一番目立つ」存在だったと古田先生は番組で振り返る。「優しくて、おとなしい子もみんな巻き込んで、クラスを盛り上げてくれる子」で、自分が面白いことを言うだけでなく、「先生、こいつこんなところがすごいんですよ」などと周りに光を当てる生徒だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方