火野正平が辿り着いた「解脱」の境地 昭和の色男が“11股交際”疑惑でも憎まれなかったワケ

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■かつては11股のウワサも

「女優さんら、複数の女性との関係を報じられたりして、その人数や11股なんて説もありました。『女性の敵』との見出しも躍り、握手したら妊娠するなんて説も流れたくらいでしたからね」

 そう元ワイドショー芸能デスクは振り返る。

「モテる理由もよく特集されたもので、女性を追いかけ口説いてまわるタイプではなかったといいます。ご本人いわく『もともと向こうから電波を発信されてから、アンテナで捉えて受けに行く』だったと。悩みなどに優しく耳を傾け、何かを強要したりしない。風来坊のような感じで、それらが母性本能をくすぐるのだとか。そして、『松方弘樹さんが狙うような大物女優に手を出すと仕事がなくなるぞ』と先輩の忠告に従っていたそうです。自分から別れを切り出さないため、結果的に複数との同時交際になっていったということでしたね」と続けた。

 深い仲になっても、また新しい相手を見つけると後先考えずに浮気。それを繰り返していたのだろうか。別宅がいくつもあったとの説もあり、それらがモテ男エピソードとして伝えられたものだ。

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