火野正平が辿り着いた「解脱」の境地 昭和の色男が“11股交際”疑惑でも憎まれなかったワケ

公開日: 更新日:

「あちこちに何とかの火野正平っているけど、俺まだ生きてるからな」

 そう言って、火野正平(73)は居並ぶマスコミ陣を笑わせたそうだ。

 歌手として14年ぶりに新曲をリリースし、3月から全国5カ所でのツアーに出ることをPRした取材会が先日、開催。だが、大勢の記者に囲まれると、女性スキャンダルでワイドショーの主役だった往時を思い出したのか、こう言ったという。

「何十年か前のスキャンダルの時みたい。僕は何もしてません!」

 とはいえ、懐かしくもなったのか「梨元さん、いないの?」と、芸能リポーターの故・梨元勝さんのことを回想。仕事のロケから帰る寝台車までマイク片手に追いかけてきたこともあったそうで、そのとき「ああ、この人なりにやることやってるんだなって。戦友に思えてきちゃったんだよね」と往時を振り返った。

 最近はNHK・BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」で、日本全国を自転車でめぐる姿がお茶の間に流れているが、かつては昭和のモテ男、プレーボーイとして数々の浮名を流したもの。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」