近藤真彦がJRP新会長就任でリスタート “アラ還”で問われるマッチの進化と真価

公開日: 更新日:

ジャニーズ事務所を退所後が勝負

 そんなこんなで、活動自粛の果てに退所。キャリアはあるにしても、地位にあぐらをかき、お荷物になっているとの意識も希薄で、煙たがられていたのだろう。後輩の東山紀之からは「自分を犠牲にしてきたスタッフの思いをマッチさんはどう受け止めるのか。退所のコメントも薄っぺらく感じる」とテレビで公然と批判されていた。

 落ちるところまで落ちて、開き直ったのか。ジャニーズを退所後は「昭和の元気なオジサンを見て」と自虐めいたPRもするようになった。「同世代の励みになりたい」と走り続ける田原俊彦(62)に刺激を受けたという声もある。

 そんななか、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営するJRP(日本レースプロモーション)は5日、記者会見でKONDO RACING代表兼監督の近藤が元F-1レーサーの中嶋悟氏に代わり取締役会長に就任することを発表。リスタート後、年齢的にもアラ還に突入するマッチがその真価を問われ、シン近藤真彦になれるかどうかはこれから次第である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

  3. 3
    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

  4. 4
    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

  5. 5
    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

  1. 6
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7
    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

  3. 8
    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

  4. 9
    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

  5. 10
    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質

    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質