著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

SHELLYさん、5%って「20人に1人は冤罪」つーことだよ 彼女を代理戦争に突っ込ませたのは誰だ?

公開日: 更新日:

『性被害に対して、人は嘘はつかないんです』(SHELLY・タレント)

  ◇  ◇  ◇

 5月16日、タレントのSHELLYさんが、国会に参考人として呼ばれた。なんでも彼女は、ライフワークで性教育問題に取り組んでいるという。YouTubeで性教育の番組をしているようで。

 彼女はロサンゼルス市警が2014年に行った調査を挙げ、「虚偽と証明された事件では、届出をされたレイプ事件の約5%未満。これは国際的な調査と一貫性が取れている。世界的に性犯罪の虚偽申請は5%未満。つまり、性被害に対して、人は嘘はつかない」

 と言い切った。5%って、20人に1人は冤罪つーことだよ。それを0と認識していいわけないじゃん。つか、SHELLYさん、草津の冤罪事件を知ってる?

 誰ですか? 彼女を国会に呼んだのは? てか、何も知らない彼女を代理戦争に突っ込ませているのは? それは、前半に出た彼女のこの話にヒントがある。

 彼女は自分のYouTubeに寄せられた声、

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因