著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

SHELLYさん、5%って「20人に1人は冤罪」つーことだよ 彼女を代理戦争に突っ込ませたのは誰だ?

公開日: 更新日:

「政治家たちが本気でそういう恋愛もあると主張しているの、本気で気持ち悪い」

 と読み上げた。

「……私の言葉じゃないんで(気持ち悪いは)」

 と訂正しながら。

 それって、元衆議院議員であった立憲の本多平直さんのことディスってる? 間違えた情報で。

 本多さんは性に関する会議で、市民を縛る法の話をした。それが仕事だ、当たり前だ。しかしそのことを歪曲させ、本多さんがスケベオヤジのようにメディアに流した人間がいる。その新法をごり押ししたかった側の。

 SHELLYさんの話、未成年を性加害から守れというのは本当にその通りだと思う。が、今、問題はもうそこを超えている。市民を守る法を厳守したいものと、カルト的な性犯罪に、思想を広めたいものとの戦いになっている。後者の方は、違う意見があるとすぐ「アンフェ」「性業者側」とレッテルを張るならず者だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到