(3)中尾ミエさんのルーティンは“ゴキブリ運動”!「大切なのは毎日体を動かして、つづけること」

公開日: 更新日:

中尾ミエさん(77歳)

「今日、これで2ステージ目ですからね。さすがに、こたえますね」

 観客からは笑いが起こるが、そんな言葉とは裏腹に、若さあふれるエネルギッシュなステージ。席を埋めた観客は一曲ごとに大きな拍手を送る。

 6月6日、東京・丸の内の「COTTON CLUB」で行われたコンサート。この日は中尾ミエさんの77歳の誕生日だ。

 16歳にして一躍、中尾さんをスターの座につかせた大ヒット曲「可愛いベイビー」をはじめ、数々のポップスを、軽やかなステップを交えながら豊かな声量で、観客を魅了する。また、語りかけるようなオリジナル曲には静かに聴き入る。途中、登場した盟友ともいうべき尾藤イサオさんとの共演も同世代ファンのみならず、若い世代の観客も拍手喝采だ。

「これでおしまいです」

 アンコールにこたえた後、中尾さんは、尾藤さんが運んできたバースデーケーキのろうそくの火を吹き消す。エキサイティングなショーは幕を閉じた。ホールを後にする観客から「あれで77歳?」「喜寿とは驚く」と感嘆の言葉が漏れていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」