誰も想像しなかった西武768日ぶり首位奪還を球団OBが徹底解説「野手全体に自信がついてきた」
開幕前にこの展開を予想していた者はいただろうか。
17日に日本ハムを下し、2024年4月9日以来、768日ぶりの首位に立った西武。まだ5月とはいえ、チームは活気に満ちている。
西武はここ3年、どん底に沈んでいた。松井前監督最終年の2024年は球団史上ワーストの91敗を喫し、首位ソフトバンクと42ゲーム差の最下位。球団は西口監督を二軍監督から昇格させると同時に、外部から鳥越ヘッドコーチ、仁志野手チーフ兼打撃コーチ、大引二軍野手コーチなど、現役時代に西武と関りのなかった指導者を招聘。なりふり構わぬチーム改革に乗り出した。
すぐに結果は出ず、昨季は5位。それが18日現在、チーム打率.252、チーム防御率2.74ともにリーグトップである。
西武OBの山﨑裕之氏は「『点が取れるチーム』になりつつある」と、こう続ける。
「まだまだ成長段階の若手が多いチームということもあって、開幕当初は点が取れず、3~4月はチーム打率.230と苦戦。それが徐々に打ち出し、選手も気持ちが乗ってきたのでしょう。象徴的だったのが、17日の日本ハム戦。1点ビハインドの七回、代打出場の岸が上原から逆転2ランを放った場面です。代打で、しかも初球を迷いなく振り抜いた。これは岸を含め、野手全体に自信がついてきた証拠でしょう。5月に入って打順が固定され始め、選手の役割も明確になった。5月1日に今季初昇格したネビンの存在も大きい。日本の野球に慣れてきたのか、当てるような打撃ではなく、しっかりバットを振り抜き、スイングスピードも速い」


















