著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「タスク」は頻繁に切り替えよ…たくさんのアイデアがひらめく

公開日: 更新日:

 仕事や勉強をしているとき、さまざまなタスクをこなすことは珍しいことではありません。いくつかのタスクを同時にこなさなければならないとき、覚えておくといいのが、コロンビア大学ビジネススクールのルーらによって行われた研究(2017年)です。

 ルーらは、参加者に「創造力」を試す2つの課題(タスク)に取り組んでもらう実験を行いました。その際、参加者を次の3つのグループに分けて、どのやり方が一番良いアイデアを生み出せるかを比較したといいます。

①頻繁にタスクを切り替えるグループ(2つの課題を、タイマーなどで区切って交互に何度も切り替えながら行う)

②自分のペースで切り替えるグループ(自分の好きなタイミングで自由に2つの課題を切り替える)

③半分で1回だけ切り替えるグループ(最初の半分は1つ目の課題にだけ集中し、残りの時間でもう1つの課題を行う)

 その結果、①の頻繁に切り替えるグループが、他の2つのグループよりも圧倒的に高い創造性を発揮することが分かりました。具体的には、さまざまな視点でたくさんのアイデアを思いつき、解決策に関してもユニークで一番良いアイデアをひらめくことがわかったそうです。

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