中森明菜と松尾潔氏をクビにしたSCを結ぶ“点と線”…こき下ろした山下達郎と独立に関与した小杉理宇造氏

公開日: 更新日:

 そして、小杉氏は、近藤の元恋人の明菜とも近しい関係にあった。
 
 89年7月に恋人だった近藤との痴話げんかの末に起こったのが、明菜の自殺未遂事件。明菜はこれをきっかけに、当時所属していた研音から独立している。
 
「真相は謎ですが、明菜は当時、近藤のカーレースなどに資金援助していたりしていたことから、事務所からバンズ(前借)を受けていたといいます。そのため、家族に生活費を渡す余裕がなかった明菜の代わりに、事務所が明菜に内緒で家族に生活費を渡していた。このことを知らなかった明菜は、ある人から『搾取されている』と吹き込まれたことで、事務所に不信感を募らせたと聞いています」(ベテラン芸能ライター)

 当時、研音の社長だったH氏は明菜の独立について筆者にこう漏らしていた。
 
「娘が“家”が嫌で出て行った」

 89年12月31日、明菜が都内のホテルで開いたいわゆる“金屏風”会見。会場に駆けつけた多くのメディアは、明菜と近藤の婚約発表会見と勘違いした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ