ジャニーズ性加害問題“共犯者”NHKの大罪「魔の7階」ジャニーズ専用リハーサル室の存在を認める

公開日: 更新日:

民放以上にズブズブの関係

 いずれにせよ、「ジャニーズ部屋」に関しては、「特殊なことではない」と開き直っているNHK。放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこうしたNHKの対応についてこう話す。

「遅きに失した感はあるが、NHKは『クローズアップ現代』などで、この問題を検証した件については一定程度評価できる。しかし国連の人権の専門家による“メディアの沈黙”の問題が指摘されている中、第三者委員会などでの調査は行わないというのは、受信料から成り立っている公共放送としてはいかがなものか。NHKは音楽番組から、ドラマ、情報番組、Eテレの番組まで、多様なジャンルで、ジャニーズのタレントを起用し、ある意味、“お墨付き”を与える役割も果たしてきた。ジャニーズ事務所との関係を多角的な調査を通して、見つめ直す必要があるのではないか」

 民放以上にズブズブの関係を維持してきたNHKにはこの問題に関して、説明責任があるだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった