「BE：FIRST」Mステ初出演で“ジャニーズの圧力”が白日の下に…過去には沖田浩之、竹本孝之も出演できず

故・沖田浩之さん（Ｃ）日刊ゲンダイ

「ジャニーズと競合した男性タレントのうち、名前が知られているのは故・沖田浩之さん、堤大二郎、それに竹本孝之があげられます。3人とも華々しいデビューを飾りましたが、いつの間にかテレビから消えてしまいました」（ベテラン芸能ライター）

　1999年3月27日、36歳の若さで非業の死を遂げた沖田さんはその昔、若者の間で大ブームになった原宿の竹の子族として踊っているところを多くの事務所からスカウトされ、芸能界入りした。

■ジャニー氏の性加害とメリー氏の圧力の両輪

「デビュー曲『E気持ち』は40万枚の大ヒット、TBS系の人気ドラマシリーズ『3年B組金八先生』の第2シリーズに、ツッパリ生徒役でレギュラー出演。将来大スターを約束されていましたが、デビュー曲が大ヒットしたにもかかわらず、『ザ・ベストテン』（TBS）以外の音楽番組には出演できなかった。ジャニーズによる圧力というのがもっぱらの噂でした」（女性週刊誌記者）

　沖田さんは人気が出始めてからも、CM契約はごくわずか。その後、アイドル路線から俳優に転身するが、90年代に入ってからは作品に恵まれず、脇役に甘んじることが多く、99年3月に自らこの世を去った。仕事の激減、多額の借金などが報じられたが、理由は未だに不明のままだ。