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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ「エージェント制」の導入でタレントたちが迫られる“究極の選択”

公開日: 更新日:

 創業61年。ついにジャニーズ事務所は廃業。暖簾を下ろす。新たに被害者への賠償会社「SMILE-UP.」を設立。所属タレントのマネジメントに関しては「希望するタレントやグループが設立する会社と個別に契約するエージェント会社にする」とし、社名はファンから公募。緊急事態でも“ファンファースト”の姿勢は変わらない。

 1000万人を優に超えるファンクラブ会員だけが社名の命名権を握る一票を持つ。これも常にファンを主体にしてきたメリー喜多川氏の強い教えだ。女性問題を起こせば、「人気も仕事もなくなるわよ」と口酸っぱくいってきた。アイドルの世界は恋愛や不祥事でファン離れが進む。今回の性加害でもタレントはおのおの、X(旧ツイッター)などでまずファンに報告。発する言葉は感謝と謝罪。ファン離れを防ぐには最善の方法だ。これほどファン心理を心得ているタレントは他にいない。これもメリー氏の教育のたまものであろう。

 ファン主体で事を進めながらジャニー色をなくして出直す覚悟はうかがえたが、エージェント制の導入は何を意味するのか。

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