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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

苦節の悲壮感を漂わせず迎えたサルゴリラ児玉智洋の「最高の1日」

公開日: 更新日:

「これ、新しい方法だと思うんです。売れてない芸人におすすめなんですけど、20年我慢する」
 (児玉智洋/フジテレビ系「ワイドナショー」10月29日放送)

 ◇  ◇  ◇

 今年の「キングオブコント」(TBS系)で歴代最高得点を更新し、優勝したサルゴリラの2人。芸歴20年を数える児玉智洋(43)と赤羽健壱(44)は4歳の頃に出会い、40年もの間、苦楽を共にしてきた。長い芸歴ゆえ、どのテレビの現場に行っても友達だらけで、やりやすいという現状を児玉が飄々と語った一言が今週の言葉だ。すかさず赤羽が「無理だよ!」とツッコんで笑わせた。

 2人はいわばエリートだった。吉本の養成所・東京NSCにライス、囲碁将棋、しずる、ハリセンボンらがいた9期生として入学。滝野元気と「ガッチャ」というトリオを結成し、この期の首席として卒業した。やがて滝野と別れると、のちに「家事えもん」としてブレークする松橋周太呂と「ジューシーズ」を結成。パンサージャングルポケットと共に、早くからレギュラー番組「333 トリオさん」(テレビ朝日系)を持っていた。

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