元フジアナ牧原俊幸さん「生きるクスリ」はマジックと落語と懐メロ 半端ない拘りぶり

公開日: 更新日:

落語が好き! 古い音源はパソコンにダウンロード

 次に落語。中学生くらいから落語の番組をカセットテープに録音して集めてました。

 立川談志さんが昔の名人の音源を流して解説してくれた「演芸大行進」(ニッポン放送)は地元の北海道でも聞けましたから、いつも録音して。古い音源は今でも興味が強くて、古い落語のCDが置いてある図書館に行っては、借りてます。

 立川志の輔さんのラジオ「落語DEデート」(文化放送)で時折、古い落語の音源がかかるので、それをパソコンにダウンロードしてます。昔にカセットに録音した同じ落語家さんの同じ演目でも、高座の場所や日時が違うものだとついストックしちゃうんですよ。そのくらい集めるのが好きで。

 今はYouTubeにも古い落語がありますが、私は見るより聞く方が好き。歩きながらでも聞けますしね。それも落語の魅力でしょうか。演目は知ってるわけですから噺のスジに興味はなく、落語家によってどう聞かせるかという話芸の個性が魅力。

 僕はアナウンサーとして、例えば朗読やナレーションでは間の取り方を知らず知らずのうちに落語から取り入れてたと思います。

 頭には落語の蓄積があるのですから、自然とマネして朗読してるはずなんです。だから、仕事にも役立ちましたよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理