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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

必死に徳川家康を演じた松本潤が「ジャニーズ新事務所」で唯一の大河俳優になる意味

公開日: 更新日:

 これまで大河で家康を演じた俳優は津川雅彦、松方弘樹、西田敏行らそうそうたる俳優陣がいる。なかでも「北大路欣也=家康」のイメージが多くの人に定着している。2年前の大河「青天を衝け」でも家康の衣装でナビゲーターを務めたほどだ。

 俳優一筋でやってきた人とアイドル出身の松潤を比較するのは酷だが、慣れない時代劇で老け役まで務めるのはまだ無理があったと思う。それでも「大河」主演は大きな肩書。

 過去、旧ジャニーズで大河に主演したのは東山紀之香取慎吾滝沢秀明、岡田(准一)といるが、滝沢は引退。東山も年内で俳優業から身を引く。松潤が新事務所に残れば唯一の大河俳優となる。新事務所にとっても木村拓哉と松潤の二枚看板俳優になる。大河主演のアドバンテージを生かせるかは次のステージ次第になる。

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