著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

必死に徳川家康を演じた松本潤が「ジャニーズ新事務所」で唯一の大河俳優になる意味

公開日: 更新日:

 大詰めを迎えた冬ドラマ。全体的に低調だったなか、新たな一面を引き出した俳優が散見できる。漫画が原作の「セクシー田中さん」の木南晴夏。ゴールデン・プライム(GP)帯ドラマ初主演で昼は真面目な経理部のOL。夜はレストランでセクシーにベリーダンスを踊る。2つの顔を持つ役で話題をさらった。

 嵐の相葉雅紀も「今日からヒットマン」でサラリーマンとヒットマンを演じているが、男性版は漫画「静かなるドン」の時代からお馴染みのパターン。新鮮味に欠けていた。

 これまで木南は主役の友達とか地味な役が多く、「セクシー」の印象は薄い。それが細身の体に露出の多い衣装でセクシーダンスを見せるシーンはドラマの核になった。

 木南は2018年に玉木宏と結婚。最近はパン好き女優で知られバラエティーでも活躍するが、GP帯ドラマ初主演で新境地を開きイメージアップにつながった。木南に目を付け主役に起用した日本テレビ。ドラマでも企画力のあるところを見せた。相変わらず若手人気女優に頼ったドラマを作るフジテレビとの差である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった