【新春異色対談】松尾潔×今井絵理子 #2「エリちゃんは4人のなかで唯一、学校の宿題を必ず持ってきていた」

公開日: 更新日:

 新春お年玉対談の中編は、デビューから解散までわずか3年半という時間を駆け抜けたSPEED今井絵理子と音楽プロデューサー松尾潔の出会いについて──。

 ◇  ◇  ◇

松尾「2000年3月にSPEEDが解散した後、エリちゃんは学業に戻って、大学に入るのかなと思っていたよ」

今井「大学進学も考えましたけど解散してすぐの00年11月に、ソロとしてミュージカル『NINAGAWA火の鳥』に挑戦していたので、もっと歌手・俳優としての技術を学びたいと思って断念しました」

松尾「そうだったんだ。その後、2016年に『SPEEDのメンバーが立候補するらしいよ』と人から聞いたとき、『それは絶対、エリちゃんだな!』と思った。子どもの頃から見ていた印象からね。最初に会ったのは、エリちゃんが小学6年生のとき。デビューは中学1年生で。当初は沖縄と東京を行ったり来たりで、週末に4人が上京して活動していたよね。みんな超元気で、レコーディングしたり、『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)の収録をしたり」

今井「修学旅行みたいな感じで楽しかった(笑)」

松尾「4人の元気もすごかったけど、疲れてコテッと眠る、その落差もすごかった(笑)」

今井「移動の車の中では爆睡していましたね」

松尾「でもね、エリちゃんは4人のなかで唯一、学校の宿題を必ず持ってきていたんだよ」

今井「そうでしたね(笑)。両親が厳しくて、『勉強がちゃんとできないなら芸能活動はダメ』と言うので、宿題もテスト勉強も必死にやっていました」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも