TBS「サンモニ」絶好調!それでも関口宏を降板させる? 報道ワイド視聴率で首位快走

公開日: 更新日:

■“心地よいマンネリ”はどうなる?

 司会の関口宏にしてみれば、この好調はしてやったりだろう。去年秋に司会を降板することが発表されたときは、「80歳の“老害”だから」というような言われ方をしたけれど、その後に視聴率が上向いているということは、「関口のままでいいんじゃないの」という声でもある。

 ネットなどでは「人の名前を間違える、忘れる」「司会者のくせに『私もよく知らないんですが』と平気で口にする」「しゃべり方がのろい」と揚げ足取りをされるが、「実はあれ、関口さんは半ばわざとやっているらしいんです」とTBS関係者は笑う。

「誰だって年を取れば、名前が出てこなかったり、記憶違いなんて当たり前ですよね。サンモニの視聴者はそういう中高年世代が多いので、親近感を演出するために忘れたふりをしたり、庶民の目線で『よくわからないんですけど……』とわざわざボケを入れたりしているようです。普段は滑舌はいいし、判断も早い。まあ、あれは一種の関口芸なんでしょう」


 では、若い世代はサンモニを見ないのかというと、そうでもないらしい。中山秀征が司会の裏番組「シューイチ」(日本テレビ系)は20~30代女性をターゲットにしているが、個人視聴率(若年層の視聴が反映されるといわれる)でも、サンモニにはるかに及ばない。「シューイチ」よりこっちという若い人も結構多いということである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」