巨人・小浜佑斗は「沖縄電力の星」 ウクライナ戦争の苦境を乗り越え阪神戦で決勝のプロ初アーチ
まさかの一撃だった。
巨人のドラフト5位新人・小浜佑斗遊撃手(24=沖縄電力・写真)が24日の阪神戦、2-2の延長十回に左腕岩崎からプロ初本塁打となる決勝2ランを放った。
お立ち台で「手ごたえはよかったが、まさかスタンドまで行くとは」と喜んだルーキー。足と守備を高く評価されてのプロ入りだったが、パンチ力のある打撃で一軍定着をアピールした。
オリックスの宮城大弥とは、中学時代まで一緒にプレーした幼馴染。中部商業高から沖縄電力に入社した。同社からのプロ入りは、2004年ドラフト5位でヤクルト入りした上原厚治郎以来、21年ぶりの快挙だった。
そんな小浜は、沖縄電力の希望の星といっていい。同社は2022年5月以降から約1年、硬式野球部の公式戦・対外試合への出場を自粛した。1992年の創部から30年で初めての措置は、ロシアによるウクライナ侵攻などによる燃料価格の高騰により、大規模の損失を計上したことが原因だった。
野球部はそんな苦境を乗り越え、小浜をプロに輩出。今年は8月26日に開幕する都市対抗出場に、2年ぶりの6度目の出場を果たす。
幼馴染の宮城は現在は左肘のトミー・ジョン手術でリハビリ中だが、侍ジャパンの常連として一線を走ってきた。小浜は宮城に追いつけ追い越せで、まずは巨人のレギュラー争いに割って入りたい。


















