(13)過ぎた事を振り向くな
少年は泣きそうな顔で、ぐっと唇を噛みしめた。その顔には見覚えがあった。先日、刈田狼藉に駆り出され、兵糧を持って戻ったところを襲われ、ぎりぎりで虎口に駆け込んできた少年である。あの日、少年は傍らにいた男が死んでいることに混乱していた。その後、死んだ男の骸は、早々に城外へ出すことに…
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