横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

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 驚異の身体能力が、勝ち負け以上に話題となっている。

 2場所ぶりの土俵復帰も、いまだ1勝の横綱大の里(26)。豪ノ山と対戦した4日目(15日)は立ち合いから受け身となり、防戦一方。その上、一向に治らない悪癖の引き癖で自滅と、良いところが一つもなかった。

 そんな横綱が会場を沸かせたのが、往生際の悪さだ。豪ノ山の頭を抱えて後退すると、土俵際で後方にひらりとジャンプ。189キロの巨漢が高々と宙を舞い、土俵から1メートル以上は浮き上がった。その間、豪ノ山は土俵にバッタリ。遅れて着地した大の里に、軍配が上がった。

 しかし、ここで審判団が物言い。協議の結果、「大の里の両足が先に(土俵の外に)飛んでいる」と判断され、行司差し違え。4日目にして1勝3敗となった。

 横綱は序盤に負けが込むと休場するケースが多い。大の里も休場の可能性が濃厚となってきたが、しかし……。

「横綱といえど、休場の際は医師の診断書が必要です。ただ、大の里の苦戦は相撲勘の問題であることは一目瞭然。そこにきて、身体能力の高さを証明する大ジャンプですからね。歴代横綱もやってきたこととはいえ、ケガの診断書を出すのはタイミングが悪いと言わざるを得ません」(ある親方)

 支度部屋では「一番良くない」と、引き癖に反省することしきりだった大の里。何とか相撲勘を取り戻して、巻き返すしかなさそうだ。

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