著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

加藤茶さんが明かしたドリフのギャラ配分「長さんがガバッ、残りを4人が淋しく分ける(笑)」

公開日: 更新日:

 司会のトミーズ雅くんが「もう辞めたいとかなかったんですか?」と伺うと「(内心では)毎回思ってたんじゃないのみんな……でも本番が終わったら、来週のこと考えなきゃならないから、(高木)ブーさん以外は次何やるかで頭がいっぱいだったでしょう。あの人は寝てる方が多かったから!」と冗談を言いながら大爆笑。

「でもね。次の会場で満員のお客さんと子供たちの歓声を聞いたらやめられないね!」

「あれだけ続いたのはお客さんのおかげですよ。どれだけ元気をもらったかわかんないね」と感慨深げに語っておられたのが印象的でした。

 気になるギャラの取り分を伺うと「長さんがガバッ、残りを4人で寂しく分ける(笑)」「あれホンマですのん?」「半分は長さんがもっていったんじゃないの? 後を4等分。そもそも全体でいくらもらってるか知らされてなかったから、ホントのとこはわからないのよ。それなりに金額はあるからさ。半分はオーバーでも長さんが多かったのはほんとだと思ってた。そういうヤツだから!」と笑いつつ「長さんがいなければドリフはなかったんだから、なんだかんだ言っても長さんのおかげですよ。本人の前では調子に乗るから言えないけどね」と話されていました。

 最近では年の差婚ばかりの話題が目立つ加藤さんですが、笑いのバイブル「ドリフの笑い」をもっともっと後世に語り継いでいただきたいと思います。

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