テレ東・松丸友紀はお笑い系事務所に所属、テレ朝・林美沙希はプロ雀士と二刀流…女子アナ「働き方改革」最前線

公開日: 更新日:

アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に

 今どきの局アナは、フリーの転身先も多様化し、副業や兼業も本人次第というわけだ。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「女子アナの副業といえば、結婚式の司会が定番で、主にフジテレビなどの各局アナウンス室で認められていたり、謝礼の割が良い仕事が回してもらえるような環境ができています。社員教育の厳しい日本テレビではほとんど聞いたことがありませんが。あとは、15年前くらいから、グラビア出演やフォトエッセー集などの副業も増えてきましたね。林美沙希アナのプロ雀士挑戦は入社当時からの念願でしたが、収入を得るというよりは、ライフワークとも言えそうです」

 一方、松丸アナについてはこう続けた。

お笑い系の事務所に入った松丸アナや、ベンチャー企業に転職する例も増えてきて、アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に突入しつつあります。これからアナウンサーを志望される方にとっては、かつてのように局で看板アナを目指すことが絶対ではなく、いろいろなことに挑戦できるステップアップの仕事として、環境は整ってきていると言えるでしょう」

 今どきの局アナは、異業種転職は当たり前、副業もOKと、さすが時代の先端の行く“働き方改革”を実践しているようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い