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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「最後の喜劇役者」伊東四朗さんを“最後”にしないように私たちも頑張って喜劇の灯をともし続けたい

公開日: 更新日:

 先日公演中に伊東さんは87歳の誕生日を迎えられた。驚異の年齢だ。かつてこれほどの年で舞台に立つ喜劇役者を見たことがない。しかも、ちょいと賑やかしに出るのではない。主役でほぼ出ずっぱりなのだ。

 もちろん出来るだけ伊東さんを動かさないように工夫している。そのための設定が魔法なのだ。伊東さんが杖を振るだけで、若者がとんぼを切ってやられるというギャグだ。途中2回ほど伊東さんが言いよどみ、三宅さんがフォローするギャグもあえて台本で入れた。

 いや、確かに稽古場ではその歩きやセリフに少し不安にもなった。しかし、客前になったら驚いた。背筋が伸び、セリフのテンポが倍ぐらい速くなった。これが喜劇役者だ。

「最後の喜劇役者」──人は伊東四朗さんをそう呼ぶ。もちろん異論はない。だが、我々も伊東さんを最後にしないように頑張らなければならない。喜劇の灯をともし続け、どこまでも板の上に立ち続けていなければ。

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