著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「最後の喜劇役者」伊東四朗さんを“最後”にしないように私たちも頑張って喜劇の灯をともし続けたい

公開日: 更新日:

 現在、新橋演舞場において熱海五郎一座「スマイルフォーエバー ~ちょいワル淑女と愛の魔法~」を上演中である。

 早いもので演舞場に進出して、11年目。途中コロナで1回の休止があり、今回は伊東四朗さん、松下由樹さんをゲストに迎え、10回目の節目の興行だ。

 三宅裕司、渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、東MAX、深沢邦之、そしてラサール石井のおじさんたちで、いや、もうおじいさんたちで、開始当初はこんなに続くとは思っていなかった。何せ歌舞伎も行われる由緒ある劇場。そこに1回目は男性下着ショーのシーンで長い赤フンで花道を埋め尽くした。往年のファンには眉をひそめる人もいたが、今やすっかり認められ毎年5万人を動員する人気劇団だ。

 そもそも始まりは伊東四朗一座だった。伊東さんと東京喜劇をやりたいと思う仲間が結集した。そこに呼ばれた私は狂喜乱舞した。何せ伊東四朗さんは、子供の頃から笑いを目指し喜劇役者を夢見ていた私にとって、憧れであり目標の、きらめく星のような存在だったからだ。

 てんぷくトリオとして三波伸介、戸塚睦夫、伊東四朗の3人組で大人気。当時戸塚睦夫さんが肝臓を壊し入院。無事退院した復帰の生放送を、中学生の私は見ていた。伊東さんが戸塚さんを指して「この人肝臓を痛めてまして、レバー炒め」と言ったのだ。「この人はなんて面白いことを言うんだろう」と石井少年はぶっ飛んだ。それ以来、自分の夢はこの人みたいになることだと見定め生きてきた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰