真打ち披露パーティーには730人が…「仲間に呼び過ぎだよと言われた(笑)」

公開日: 更新日:

 真打ちに昇進したからといって、仕事が増えるわけではない。自分で仕事場を開拓しなければいけない。

「関東近県5カ所での独演会は、ずっと続けてましたが、2020年、コロナ禍という災難に見舞われます。そのさなかに長男が大学に、長女が高校に進学して、学費を工面するのに大変でした」

 芸人たちが一様に収入減となった時期だ。そんな苦労の時期を乗り越えて、笑点大喜利のレギュラーの座をつかんだのである。

「これから長い間お世話になった方々に恩返しをしていきたいと思ってます」 (おわり)

(聞き手・吉川潮)

立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ)落語立川流・立川志の輔一門。1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ。岡山県作陽高校、東京農業大学農学部卒。97年、立川志の輔に入門。志の吉を拝名。2003年、二つ目に昇進。08年、東西若手落語家コンペティション・グランドチャンピオン。13年、真打ちに昇進。志の吉から晴の輔へ改名。

【連載】立川晴の輔 大いに語る

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」