外国のマネだけではダメなんじゃないか…糸井重里が「TOKIO」の歌詞に込めた思い
シングル「TOKIO」(1980年1月1日発売)③
「空を飛ぶ 街が飛ぶ」「スーパー・シティーが舞いあがる」「TOKIOが空を飛ぶ」──糸井重里による歌詞は、とにかくぶっ飛んでいる。
そもそも「TOKIO」とは何なのか? 「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)の中で、糸井本人は「もう外国のマネをしているだけではダメなんじゃないか」という考えを込めたと語っている。では、どのあたりが外国のマネではないというのだろうか。
このあたりについて、糸井重里の起用を決めた側のプロデューサー・木崎賢治は、自著「プロデュースの基本」(インターナショナル新書)でこう語っている。
「日本人の名前っぽくもあったし、フランスの空港での“東京”の表記でもあるから、まさにこれから国際都市になろうとしている東京もイメージできていいタイトルだなあとピンときました」
少しだけ残念だったのは、同じく「TOKIO」という言葉を使ったイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の「テクノポリス」を収録した大ヒットアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」が、前年9月に発売されてしまっていたことだ。


















