朝ドラヒロイン大抜擢の髙石あかり主演『ベイビーわるきゅーれ』はTVドラマには収まり切らない規格外の映画

公開日: 更新日:

 髙石は映画『ベビわる』で、ダブル主演の伊澤彩織(30)と“社会に適合できない女子高生の殺し屋コンビ”を演じている。

「髙石さんもなかなかですが、伊澤さんのアクションシーンは相当なもので、どこにでもいそうな、コミュ障気味でけだるそうに生きている女の子2人が殺し屋という設定、それもあっけらかんと見事にやってのける。コミック的な要素、ちょっとした爽快感もあって、オタク心というか、コアなファンを掴むのは、よく分かります。ただ、髙石さんと伊澤さんが醸し出す“普通だけど普通じゃなさそうな雰囲気”がなければ、成立しなかったと思いますね」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 もっとも、テレビドラマ版に関しては不満もあるようだ。

「地上波ではコンプラの縛りがあるのでしょうが、映画ほど殺し屋っぽさがないような……薄まっている印象です。映画ほど過激なシーンがなくて、《物足りない》と感じているファンもいそうです。ただ、朝ドラのヒロインに選ばれた高石さんが初々しく涙ぐんでいる姿を見た時は、殺し屋役のイメージとはまるで違って、やっぱり女優さんなんだなあ、と妙に感心しましたけどね」と、前出のスポーツ紙芸能担当デスクは苦笑する。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」